こんにちは。
en+プロジェクト 杉山です。
最初に断言します!
ちょっと今回は個人的なことを書きます。
そして長いです!
先日の記事でも少し触れましたが、4日間お休みをいただき、とある勉強をしてきました。
今回はこの「とある勉強」についてです。
※会社での導入が決まりました!というお話ではなく、あくまでも個人的に学んできたことをつらつらと書き綴っている記事です。あらかじめご了承ください。
◎ 学んだのは…
今回、学んできたのは「レゴ®シリアスプレイ®」
そしてこの度、4日間のトレーニングを無事に終えて、LEGO®︎ SERIOUS PLAY®︎メソッドと教材活用トレーニング修了認定ファシリテータになりました!!
いやいや、何それ?ってなりますよね。
レゴ®シリアスプレイ®は、文字通りレゴブロックを用いて行うワークショップ。
ブロックを使いながら参加者の内側にあるもの、頭の中にあるもの、気づいていない自分の中にあるものを見える化し対話をしていくものです。
◎ 100-100
ちょっと想像していただきたいのですが。
通常の会議やミーティングでは立場の強い人の意見だけが通ってしまったり、何も言えないままただ時間が過ぎるのを待っているだけの人が存在することや、納得できずモヤモヤしたまま終わってしまうことってありませんか?
これまでの会議やミーティング、研修などは80-20の原則と呼ばれるものになっていました。これは、全体の20%のメンバー(意見が強いメンバー)がその場の80%の時間を占有してしまうというものです。
しかし、これでは大きな変化は生まれません。
なかなか声をあげれない人、上手く言葉に出来ない人の声を聞く事は新しい発見との出逢い、新しい扉が開くキッカケになることもあります。
レゴ®シリアスプレイ®には、その場にいる人全員(100%の人)が深くその場に関わり参加する(100%の参加)という100-100と言うコンセプトがあります。
そのコンセプトのもと、全員が同じテーマについて作品を創り、全員が平等にその作品を通じて思いや考え、内観を語ります。
そして、聴き手側はその作品を見ながら話を聴き、質問を行う。この一連のプロセスの中でそれぞれの内にあるものに気付くことができます。
レゴ®︎シリアスプレイ®︎を通じて、その場にいる全ての人が自分の意見や想い、考えを何かに阻害されることなく安心して発信していく場を提供することで、今までとは違う「何か」に気付き、出逢える。「いい変化」が訪れる。そんな状況を創り上げれたらいいなと思っています。
◎ 目線は「作品」
話すときに見ているのは作品。
これは話す側も聴く側もです。
人の話を聴くときは目を観なさい!人に何かを伝える時は相手の顔を見なさい!と言われてきた私たち。もちろん大切な事なのですが、時にそれが弊害になってしまい、とてもいい考えや熱い思いを持っていても伝えられないということも。
互いに目の前にある作品だけを見ながら話をすることで、人の顔を見て話すのが苦手、話している時に相手の顔色をうかがってしまうという方にとっては人前で自分の想いや考えを伝えることへの抵抗感もなくなるのではないでしょうか。
レゴ®︎シリアスプレイ®︎を通じて、自分の想いや考えを伝えることを重ねていくことで自信にもつながっていく可能性も大いに秘めていると思います。
◎ お互いの価値観や違いも見える化
作品を通じて対話をすることで言葉では気付けなかった「違い」にも気付くことができます。
例えば「リーダーシップって大事だよね!」「うん。大事だね!」と言う会話をしていたとします。この時、お互いが思い浮かべている「リーダーシップ」は同じものでしょうか?
一方は「引っ張っていくもの」だと感じている。もう一方は「後ろから支えるもの」だと感じていたらどうでしょうか?
しかし、この時「あなたの思うリーダーシップとは?」と深堀して問うことって意外と少ないんですよね。
1つの言葉に対してもつイメージはお互いイコールだと思い込んでしまう。そして解釈の違いが生じる。
解釈の違いに気付かずにそのまま進めていくと、結果としてそれぞれの解釈で動いてしまう状況が発生します。こうなると、同じ方向に向かっているはずの組織がバラバラになってしまいます。
そんな組織に所属する人間は、こっちではこう言っていたのに、あっちではこう言っている。誰を信じたらいいの?と周りも疑心暗鬼になり、この積み重ねが相手や組織への不信感につながり、その場から離れたくなってしまうかもしれません。
ひとつひとつは小さなこと。しかし小さなほころびは、どんどん大きくなり気付いた時にはもう手遅れ…なんてことも。特に何か大きな出来事や環境の変化があると、一気にほころびは大きくなってしまいます。
しかし、目の前にカタチとして存在するものに対しては質問が出やすいんです。「赤いブロックを使ったのはなぜ?」「ここはどんなことを表しているの?」と言った感じです。
ブロックを使いながら対話をすることで同じ言葉でも捉え方や考え方が違うということに気付くキッカケにもなります。
また、質問を受けることで「何となくこのブロックにしたけど、今考えてみれば~と言う意味なのかも」のように、自分でも新たな発見と出逢える可能性も。

◎ 「I」から「WE」へ
個人モデル(作品)から、共有モデル(作品)にするというワークもあり「I」ではなく「WE」として物事を考え、ベストを尽くしていくアクティングにはピッタリなものなのではないかと思いました。
このワークでは参加者の共通する意見を取り出すのではなく、参加者全員の声が等しく反映されている共有モデルを作ります。
ちなみにこちらが、ワーク中に作った共有モデル。
「私にとって信頼とは?」というテーマで一人ひとりが作品をつくり、その後、それぞれが個人モデルからコアとなる部分だけを抜き出して持ち寄り一つの共有モデル「私たちにとっての信頼」を作りました。

◎ 受講したキッカケ
存在を知ったのは10月14日
あるセミナーに登壇されていた方が最後にチラッとお話されていたのがキッカケです
数日後、その方に「詳しいお話を聴かせてください」とお願いし時間をとっていただきました。
お話を聞いて申込を決意。
調べてみると11月に大阪でトレーニングが開催されることが判明。これは運命だ!!となり、速攻申込。
存在を知ってから申込まで約10日
かなりのハイスピードでした 笑

と、まぁ、色々書きましたが、会社での導入が決まりました!という報告ではなく、あくまでも個人的に学んできたことを紹介したというだけの記事。
どこかのタイミングで使えたら嬉しいなぁとは思っていますが、今回はアクティングのイチ社員が今、どんなことを学んでいるのかと言うお話でした。
いや、まだまだ書きたいことはあるんですけどね(笑)
あまりにも長くなったので今回はこの辺りで。色々聞いてみたいなと言う方は、ぜひ杉山までお声がけください。
最近のコメント