こんにちは。
en+プロジェクト 杉山です。
先日、マネージャーとのブランディングワークショップの3回目を実施しました。
1回目、2回目、3回目と、テーマは全てアクティングの未来について。
未来のアクティングはどうなっているのか
今のアクティングはどうなっているのか
思い描いている未来を実現するために何をするのか
それぞれの頭の中や心の中にあるイメージを見える化し、合わせていくワークをしています。
◎ 3回目のワークは大苦戦
第3回目のワークでは、未来の姿をニュアンスやイメージだけではなく、参加者全員が、別々に尋ねられても同じ説明をできるようにしていくための取組みを行いました。
ここで苦戦するのが「言語化」
特に日本語はとても難しい言語。
同じ事柄を表現する言葉が沢山ある上に、抽象的になりやすい。その言葉のニュアンスをとらえるのが難しいものです。
「この言葉の主語は誰?」
「これは立場が変わると捉え方が変わるのでは?」
「この言葉よりもこっちの方がよりイメージしやすいのでは?」
そんな言葉が飛び交っていました。
言語化は、思い浮かべていることを単純に言葉で表現すればいいというものではありません。
自分なりに噛み砕いて、相手に伝わる言葉にすることが言語化の本質です。だからこそ難しい。
しかしワークの目的は「言語化」ではありません。
ひとつの言葉にするのが難しいのであれば、別の方法で一歩ずつ前に進む取組みを…と思い、もう一度、心の中、頭の中にあることをバーッと発散させてみることにしました。
…というところで一旦、タイムアップ。
こちらは次回に持ち越しです。
◎ 働く仲間のために実現したい
ワークは基本的に、マネージャーだけで役割分担をして進めています。(たまに口をはさみますが笑)
会社の未来を考えている中で、「会社としてこうなりたい」という会社としての考え方だけでなく、「社員のこうなりたい!を叶えるために、会社はこうなっていかないと!」という働く仲間への想いたくさん出てきています。
むしろ、後者の方が多い。
例えば「売上」
売上を上げることが目的ではありません。あくまでも、「売り上げをあげること」は手段のひとつ。
働く仲間の笑顔を育み、幸せを未来につなげるための取組みとして「こんなことをやりたい」「こういう環境にしたい」と言った、やりたい事をやるためには資金が必要。だからこのくらいの売上が必要という考え方です。
あるマネージャーが発した
「売上がいくら上がっても、社員がしんどい思いしていたら意味がない!」
この言葉がすべてを物語っているのかな?と思いました。
◎ 編集後記
マネージャーとのワークショップはブランディングの一環として…ということで杉山から提案をしてスタートしたものです。
頑張ってワークを回さないと!と意気込んで始めましたが、もはや私は「その場で見届ける人」くらいの感覚でいます。
初めは「参加者」という立場でワークショップに参加していたマネージャー。ただ、回を重ねるごとにワークショップの「開催者」は私からマネージャーに移っていっていると思います。
「今日はここまで決めて、次回はこうしよう!」
「次回の日程とやること決めておこう」
「次回までに各自こうしておこう」
と、どんどん率先して動いて下さっています。
ただ、ミーティングだけでは出しきれない思いや考えを出したい!という想いから始めたワークショップも、3回目にして少しミーティング寄りになってきた感覚も…。
そこで、ちょっとそろそろ新しいワークも取り入れたいな…と密かに目論んでいます。
もちろんテーマに真剣に向き合いながらですが、ワクワクする未来をワクワクしながら考えられる。そして思っていること、考えていること、心の中にある気付いていない思いも含めて、本音で出しあえる。そんな場を提供できればと思っています。
密かに考えているワークショップについては、また改めて…。
それでは、本日はこの辺りで。
ご覧いただきありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
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