こんにちは。
en+プロジェクト 杉山です。
前回の記事に引き続き、9月よりスタートしたマネージャー向けワークショップについてお届けいたします。
今回は10/6に行われた第2回についてです。
◎ 前回の振返り
第2回のお話に入る前に、マネージャー向けワークショップって何だっけ?1回目はそもそも何したの?というところから振り返ってみましょう。
マネージャー向けワークショップは元々社員向けに行っていたブランディング研修をブラッシュアップしたものです。
それぞれが思い描いている「未来」を共有しあい、そして改めて「現在」の姿を見つめ直し、更にそこから「現在」を「未来」の姿に近づけるためにはどうすれば良いのか。何が足りないのか。何を見直せばいいのか…と言った意見出し、具体的に今後の取組みを考えていくためのワークショップです。
第1回目はアクティングの「未来」と「今」について、それぞれが思っている意見を共有しあう場として実施しました。
◎ 第2回目は何をするの?
第2回目は、1回目終了後に取組んでいただいた「宿題」を元に「今→未来」への取組みについて話し合っていただく時間です。
宿題として考えて来ていただいたのは以下の2点。
🔽 2つの宿題
- 1回目で話し合った内容を自分なりにまとめる
- まとめたものを元に今→未来に向けた取り組みを考えてくる
まずは前回の内容を踏まえて、それぞれがどんな解釈をしたのか。どんな捉え方をしたのか、そこに認識のズレが生じていないかを確認するために、個別でまとめてきていただきました。
そして、まとめることでアクティングの「今」と「未来」にじっくり向き合う時間を取ってもらい、より具体的な取り組みを考えていただくこともこの宿題の狙いの1つです。
◎ まずは時間の使い方と役割をきめる
第1回目は時間を区切って、こちらで進行していくパターンで進めましたが、第2回目については1時間の使い方は自由。
まずは、このワークショップの目的、今日のゴール、今後の展開をお伝えした上で、それぞれの役割と1時間の使い方を自分たちで考えて進めていただきました。
その時間の使い方通りに進められるのか。
ゴールにたどり着けるのか。
これらも大事なポイントですが、意見は全て伝えられているのか、胸の内を全て出しきれているのか…というところも忘れてはいけない重要なポイント。
このポイントは重要なのですが、時間に捉われすぎてしまうと抜け落ちてしまいがちになります。
◎ それぞれが思う未来とは?

「今こうだから、まずはこれですよね」
今回のワークが進めば進むほど、どうしても「今」に意識がいきがちなマネージャー陣。
そこで本来のワークの目的を思い出してもらうために「その課題は何のために解決するのでしょうか?みなさんの実現したい未来はどんな未来ですか?」と問いかけてみました。
勿論、今、目の前にある課題を無視して良いということはありません。内容によってはすぐに対応しないといけないこともあります。
しかし、このワークのテーマは「未来」「今」そして「未来に向かうための取組み」です。
…となると、ここでの意識は「未来」にもっていくことが重要になります。
私たちはどうなりたいのか
今はどうなのか
そうなるためにはどうしたらいいのか
に重点を置きながら話し合っていくと言うことです。
◎ 共通言語を作る
「どんな未来にしたいのか」
という問いに対して、それぞれの答えを聴いたときに、「たどり着きたいところは同じなのに、タマゴが先かニワトリが先か…というところで食い違っているのかな?これは表現次第かな?」という印象を受けました。
あくまでもこれは例ですが、「売上何十億円の会社になる!」と言う言葉。
これだけを聴くと売上至上主義の様に聞こえませんか?
しかし「なぜ売上何十億が必要なのか」を深堀してみると「~という環境にしたいから、そのためには売上が必要」だということだった…ということもあります。
「売上何十億円の会社になる!」と言われた場合と「~という環境を実現するために、売上何十億を達成します!」と言われた場合。
どうでしょうか?
感じ方が変わると思いませんか?
言葉の使い方ひとつで、本来の目的が伝わらずに誤解を生んでしまうことや方向性のズレ、取組む優先順位に違いが生じてしまうこともあり得ることなのです。
そこで、今後のワークを進めていくにあたって、マネージャー陣でもう一度どういう未来にしたいのかを深堀してもらい一つの共通言語を作ることになりました。
今回話し合った内容をもとに次回までにマネージャーが思う未来の姿を言語化してもらい、今後ワークのテーマとして掲げて進めていきたいと思います。
次回のマネージャー向けワークショップは10/25。
次回までにどんな言葉になるのか。
楽しみですね。
◎ 編集後記
ブランディングワークショップを2回実施したのですが、いつも一人ひとりの個性がでるなぁ…と思いながら参加しています。
例えば宿題への取り組み方
何をして欲しいかは伝えていましたが、どのように取り組んでくださいとはお伝えしていませんでした。
1枚の資料にまとめて参加メンバー分を印刷して持ってくる人、項目ごとに分類してまとめてきて口頭で説明する人、全体像をまとめて口頭で説明する人…などまとめ方ひとつにも個性が出ていました。
個性や価値観
一人ひとり違うからこそ沢山の意見が出てくる。多角的な視点で話が出来る。プラスになることが沢山あります。
だからこそ大事にしていきたいことなんですよね。
会社の大切にしている価値観。
会社の考え方。
そこにそれぞれの社員の個性や価値観が合わさって、会社の魅力になっていくのだと思います。
会社の未来も、会社の魅力も、会社の環境も、全て会社が作ってくれることではなく、社員と会社が創り上げていくもの。
さて、あなたはどんな未来を創りたいですか?
本日はこの辺りで。
ご覧いただきありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
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