マネージャー向けワークショップがスタート

こんにちは。
en+プロジェクト 杉山です。

今回は9月から新たにスタートした取り組みについてお届けいたします。

9月よりマネージャー向けのブランディングワークショップがスタートしました。このワークショップは2020年9月に社員向けに行ったものをブラッシュアップしたものです。

それぞれが思い描いている「未来」を共有しあい、そして改めて「現在」の姿を見つめ直す。

更にそこから「現在」を「未来」の姿に近づけるためにはどうすれば良いのか。何が足りないのか。何を見直せばいいのか…と言った意見出しをしていきます。

そして、ここで出てきた意見をどのように実現していくのか、どの順番で取り組んで行くのか、どのように施策に落とし込んでいくのか、そしてどのように効果測定をしていくのか…など、ひとつずつ具体的にしていきます。

勿論、これまでにこう言った話し合いをしていない訳ではありません。

今まで話し合ってきたものに、更にブランディングという観点をプラスすることで新たな化学変化が起こるのでは?という考えもあり9月より新たな取組みとしてスタートさせたという訳です。

 

◎ 意見をとにかく出す1回目

第1回目は9月末。

この日はマネージャーそれぞれがどんな意見や考えを持っているのかを共有しあう時間です。

向かっている方向にズレがないのかを確認した上で話を進めるために、今、それぞれが何を考えているのかを出し合う時間を作りました。

「同じ方向に向かっていて当たり前」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、日々、それぞれの場所でそれぞれの役割をもって仕事をしていると、見える視界の違いから向かっている方向が少しずつズレてしまうことがあります。

とはいえ、大幅なズレではなく、なかなか気づかない程度のほんの少しのズレ。

しかし、そのままにしていると気づいた時には大きなズレになってしまい取り返しがつかなくなる可能性もあります。

正に「塵も積もれば山となる」ですね。

そこで、まずは今、どこに向かっているのか、それぞれが向いている方向を確認するために、改めてお互いの意見を出し合う時間を作りました。

 

◎ ワークを通じて意見を出し合う

手順は簡単。

まずは一人ひとりに色の違う付箋を配布。その付箋に思いつく限り、アクティングの未来の姿を書いていきます。そして、付箋を使いながら意見を出し合っていくだけ。

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ここでポイントとなるのは、まず一人ひとり考える時間を作った上で誰とも相談せずに意見を黙々と付箋に書き出していくということ。

こうすることで周りの意見に飲まれてしまうこともなく、自分の考えや想いにしっかりと向き合うことが出来ます。

余談ですが…
ここで付箋を使う利点がいくつかあります。

ひとつ目は、色を変えておくことで誰の意見かがわかりやすくなること。後から見ても一目瞭然なのでまとめる際に役立ちます。付箋は手軽に貼る場所を変えれるので分類分けもしやすくなります。

ふたつ目は「手元に付箋が残っている=まだ言えていない意見がある」ということが一目瞭然になること。

そして、付箋を使って書き出すことで自分の意見をしっかりと言語化してから伝えることができるということです。

会議やミーティングで意見が出にくいという場合は付箋を使ってみるのも良いかもしれません。

ちなみに、今回はアナログな付箋を使いましたが、オンライン付箋というものもあるようです。ご参考までに…。

 

◎ やって終わりでは意味がない

少し話がそれてしまいましたが…

初日は「未来」と「今」のアクティングについて同じ流れで意見を出し合って終了。あっという間の1時間でした。

しかし、意見を出し合って「楽しかったね!」で終わっていては全く意味がありません。このワークショップは2回、3回…と今後も継続して行っていきます。

そこで、マネージャー陣には2回目のワークショップに向けて2つの宿題に取組んでいただきました。


🔽 2つの宿題

  1.  今日話し合った内容を自分なりにまとめる
  2. まとめたものを元に今→未来に向けた取り組みを考えてくる

ここでポイントとなるのが【 1. 今日話し合った内容を自分なりにまとめる 】です。

同じ内容を聴いていても、それぞれの主観が入ると全く違うものとして捉えられてしまうことがあります。

ここがズレてしまうと、この後どれだけ話し合いを重ねてもズレが生じたままになってしまう可能性があります。

そこで、同じ内容を一人ひとりがどう捉えたのかを明確にするために、自分なりにまとめて来ていただき、第2回のワークショップでそれぞれの捉え方に相違がないかを確認していきます。

とても細かいことかもしれませんが、価値観や捉え方は人それぞれ。

同じ言葉を聴いても思い浮かべるものが異なる場合もあります。だからこそこう言った細かい作業が必要になってくるのだと思います。

さて、この宿題を元に行われた第2回目はどんなワークショップになったのでしょうか。

気になるところかと思いますが、第2回目のお話はまた後日改めて…。

それでは本日はこの辺りで。
ご覧いただきありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。