アクティング新入社員研修 恒例のインプロビゼーション-体と脳を鍛える-

こんにちは。
en+プロジェクト 北村です。

先週は新入社員研修の新たな取り組みについてお伝えしました。
今日は新入社員研修恒例のインプロビゼーションについて紹介したいと思います。

 

― 恒例のインプロビゼーション ―

インプロビゼーション(Improvisation)とは
本来は演劇などで即興でつくりあげていく音楽や動きのことを指します。
ようするに即興力を引き出すために、即興で考えさせ行動させる教育法。

 

新入社員研修は、毎回このインプロビゼーションから必ずスタートします。

アクティング恒例のインプロビゼーションは2つ

 

(1) あいうえお手裏剣

アクティングに入ってまず何をやるか・・・

これです!
あいうえお手裏剣!

ルールは簡単

  1. 一人目を決めて、その人が「あ」と言いながらメンバーにエアー手裏剣を投げる
  2. 1の人から受け取った人は、「い」と言いながらメンバーにエアー手裏剣を投げる
  3. 2の人から受け取った人は、「う」と言いながらメンバーにエアー手裏剣を投げる
  4. これを「ん」まで行う

この単純なルールが、意外と難しい・・・

私もこれまで何十回も行いましたが、成功したのは数回です。
数回もあったかな・・・?
あったはず!

新入社員は出社して、開始時間になったらまずこの「あいうえお手裏剣」を行います。
何度も何度も失敗しながら、成功にむけてみんなで力を合わせる。
チーム力も身につき、コミュニケーション力もアップします。

このインプロビゼーションを成功させるためには、いくつかコツがあります。

  • 相手の目を見て投げる
  • いつでも受け取れるよう、姿勢を保つ
  • いつでも投げられるよう、姿勢を保つ
  • 相手にしっかり届くように投げる など

相手に届ける工夫をすることで必ず成功します。

これって普段の仕事にも通じますよね。

仕事を依頼する際、どんな姿勢でいるか、それに対してどう反応するか。
その後の仕事の成果にもつながります。

体をうごかしながら、仕事に対する姿勢も学んでいく。

研修一つ一つ意味があり、その研修の成果がその後の仕事の成果につながる。

インプロビゼーション、奥が深いです。

無事成功!

 

(2) GOOD or NEW

「Good or New」や「Good & New」はご存じでしょうか?

アクティングの「Good or New」ルールは以下の通り。

24時間以内にあった「Good !良かったこと」や「New!新しい発見」をみんなの前で発表し、発表が終われば全員で拍手を送る。

効果はたくさんあります。

・メンバーを互いに知ることができる
・会話のきっかけ作りができる
・新しい発見を探す=アンテナを張る
・良いことを探す=どんな状態でもポジティブな出来事を探そうとする
・良いことを聞くことで、また話すことで、脳が喜ぶ など

こちらも即興力が身に付き、自分にも相手にもいい影響を与えます。

アクティングではミーティングや研修の際に、スタート時この「Good or New」を行うことが多いです。

とくに朝であれば「まだ挨拶くらいしか声を出していない」という人もいるので、ちょっとした頭と発声の体操にもなります。

アクティングの新入社員は、毎回「あいうえお手裏剣」と「Good or New」を行ってからその日のカリキュラムがスタート。

体と脳を鍛えて今日も新入社員はZenshinするのみです!

次回は実際どのようなことを学んでいるのか、新入社員の入社してからの一ヶ月をお伝えします。

今日はこの辺りで。

本日もご覧いただきありがとうございました。
またのお越しをおまちしております。