トラブルがあった時こそ何ができるか、それが存在意義

こんにちは
en+ プロジェクトの坂田です。

金曜日は、アクティングの仕事や社員の"もっと見える可"をテーマに「未だ知られざるアクティング」をお届けして参ります!

「エンターテインメント業界でイベント運営代行業を行なっている」と言うと、ライブやスポーツ観戦やテーマパークに行った経験のある人には何となくイメージをしてもらえるのですが

そこにはまだまだ知られていない仕事がある、というか知ってほしい仕事があります!そして何よりそこに携わってる社員のことも知ってほしい!

ということで毎週金曜日は「情○大陸」や「セブ○ルール」や「アナザー○カイ」を見る様な気持ちで楽しんでいただけると幸いです!

第三回目のターゲットは、アクティンググループ3社の中で設営補助・撤去補助をメインに行う 株式会社ウイリングに所属する5年目社員の長谷川さん。

"はせさん"の愛称で親しまれる長谷川さんに「最近どうですか?」と直撃してみたところ、予想外な反応から始まりました。

 

期待に応えられるかどうか不安…

これまでも期待されることはあったが、設営撤去や現場運営という仕事内容に関しては得意分野だったので、不安よりも何とかなるだろうという気持ちが強かったはせさん。

しかし、今年の4月からチーフという役職に就き、新たに営業先へ出向く機会や社外の人とやり取りも増えていき、自分が弱みだと自覚している部分の仕事でも期待をされるようになり不安を感じているんだとか。

いつも落ち着いている印象だったので、不安を感じることがあるんだなと正直驚きました。

「自分の弱みなども踏まえてチーフを任せてくれているのは分かるけど不安だ…」など何度も"不安"という言葉が出てきてましたが、

同時に「〇〇が苦手で、△△って性格だから」と自分の苦手分野をハッキリと認識していて、不安と向き合っていく覚悟も感じられました。

現在はチーフという役職に不安でいっぱいですが、アルバイトの頃から「社員になりたい」、社員になってからは「役職に就きたい」と常に言っていたそうで、

向上心溢れる発言たちの理由を聞いてみてると「現場運営にはすごく自信があった」とのこと。

そんなはせさんがメインで担当している業務の一つがコンサートのステージや会場の設営補助・撤去補助。はせさんなりのやりがいを聞いてみました。

 

トラブルがあった時こそ何ができるか、それが存在意義

会場設営・撤去の現場でアルバイトに指揮をする立場として、プロのスタッフを束ねる舞台監督とのやり取りをする。

作業内容に応じて人数配分を考え、随時状況に合わせて変更をしていき、アルバイトスタッフの休憩を管理したりして、スタッフが安全に働ける環境を作っていく。

設営補助・撤去補助でのはせさんの仕事内容を聞いてるだけで、責任の大きな仕事だな…これの方が不安になるわ…と思いましたが、

「この仕事を無事に終わらせることは誰にだってできる。電車遅延などで人数が揃わなかったり、他にも様々なトラブルが起きた時にこそ、いかにスタッフが楽しんで働ける環境をつくれるか、そこがやりがい」だと話してくれました。

普段はゆるキャラの雰囲気を醸し出すはせさんがものすごくカッコよく見えました(笑)

 

何も起きないのが一番、消防士や警察官のような役割

そしてもう一つやりがいとして聞かせてくれたことがありました。

「アルバイトチーフを育てて、各々が舞台監督と話せるようになったり、トラブルを事前に防いだりと、もっと現場環境を良くできれば我々は必要なくなる。決して簡単ではないけれど、そういう環境に近づけていくのが我々の役割の一つであり、やりがい。」

トラブルがあった時こそ何ができるかを考えていく動いていく、そしてトラブルが起きない環境に近づけていく。

いつか理想の環境が実現できた時には、また違ったやりがいが見るかるんだろうなと話してくれました。

最後に、設営補助・撤去補助の仕事の難しさを聞いてみると、

「プロのスタッフさんに教えてもらいながら作業をするので作業自体は難しくないけど、アルバイトスタッフに対して設営補助・撤去補助の仕事をいかに楽しいって思ってもらえるかが難しい…」

では、はせさんが感じる設営補助・撤去補助の仕事の魅力は何なのか?

 

人の手であれだけ大きいステージをつくれるってすごくない??

少年のようなキラキラした目でこう話してくれました。

ステージを見て興奮するお客様もいれば、感動で涙するお客様もいる。
寂しい部分でもあるけど、次の日になればその場から跡形もなく何もなくなるし、日によって数時間後には野球選手がその場でプレーをしている。

もちろん機械を使う場面も多くあるけど、多くが人の手でつくられている。

そしてそれに自分がたちが携わっている。
ということは誰かの感動に自分たちが携わっている。

これははせさんがアルバイトとして働き始めた頃から今でも思っている設営補助・撤去補助の魅力だそうです。

そんなはせさんにとって設営補助・撤去補助とは何なのか?

 

どんな人でも感動を与えらるものをつくれる仕事

力がないといけない訳じゃないし、人前で喋ったり接客に苦手意識がある人でも、ものすごい大きくてものすごい豪華なステージづくりに携われて、それを見て多くの人に感動を与えられる。

この魅力を多くの人に知ってほしいと、はせさんは今日もどこかの会場で奮闘しています。

設営補助・撤去補助の話をしている時は終始キラキラした少年のような目で話してくれたはせさん。

是非皆さんもはせさんに対抗して「これってめちゃくちゃすごくない?」ってトークで盛り上がってみてください。

ということで本日はこの辺りで。
次回もお楽しみに!

ご覧いただきありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。