Dialogue #2 悩まない男が社長になった日

こんにちは!
en+ プロジェクト さかたです!

【 #社長と語ってみた 】が今週から本格的にスタートです!

 

今回語ってみたテーマは
ゴールを想像するか、プロセスを想像するか

 

「目標達成の為に成功した姿を想像しよう」ってよく社長に言われるんですけど、見つけちゃったんですよ、反論を。

” 後回しにしない技術 ”っていう本に
「成功した姿を想像しても意味がない!成功までの過程を想像するべきだ!」って書かれてたんです。

これは社長と語らねば!って思って社長にぶつけてみたら、 話が広がってアクティンの創業当時の話まで聞けちゃいました。

 

僕がぶつけた反論に対する社長の考えは「賛成と反対がある」と。

 

目標が大きい場合、過程を考え始めると選択肢が増えて考えすぎて動けなくなる。

目標が小さい場合、細かく過程を考えた方が達成しやすいと思う。

だから目標の大きさによって賛成と反対があるんだとか。

 

その話の中で、社長の口から

「おれ優柔不断だから、考え始めちゃうと昼ごはんも決められない」

「選択肢が増えると、選ばなかった方にしとけばよかったって後悔しちゃう」

って言葉を聞いて思ったんです、社長も人間なんだなって。

 

「優柔不断」「後悔しちゃう」ってことが分かってるからこそ、プロセスを細かく考えるよりもゴールに向けてまず行動すると決めている社長。

 

だから、社長はとにかく悩まない!

 

車を買う時もお店に入って一番最初に目に入った車を買った。

就職先も友人に誘われて面接に行ったら受かったから就職した。

 

悩まないとは聞いたけど極端すぎるやろって思いながら、

それ以上に思ったのは「自分の意思は?流されてない?」って。

車はもっと考えて買わないと、会社はちゃんと考えて就職しないと後悔しちゃうよって心配になりません?

 

でも社長には後悔が一切なかったんです。

それはどんな時でも自分で決断してきたから。

  

それにこの悩まないスタイルでも意外とうまくいくんですって。

実際にこの決断で上手くいったから今のアクティングがある。

  

友人に誘われたことがキッカケで就職した1社目。

毎朝の新入社員同士の会話は「お前いつ辞める?」

気づけば同期の半分以上が会社を辞めていた頃、 上司から「営業の練習も兼ねて今までお世話になった会社に行ってこい」と言われ、向かったのがアルバイトとしてた働いていたイベント運営代行業の会社

「お前その仕事向いてへんやろ、うち来るか?」

その会社の社長に言われたこの一言がキッカケで転職を決めた、さすが悩まない男。

 

転職して働くこと数年、業界に変化が起こり始めます。
派遣会社が増え始め、それに加えてイベントがどんどん大型化。

派遣会社に人が流れていくわ…
大型化するイベントに必要な人手が足りないわ…
人が集まらずライバル会社に仕事を頼まなきゃいけないわ…

 

ここでまた悩まない男が動き出したんです。

 

ライバル会社に頼むんなら、自分たちでやった方がいいんじゃない?
というかこのままじゃマジでやばいんじゃない?


なんとかしなきゃいけない!
会社を作ろう!
今や!

  

そこで誕生したのがアクティング

 

「こうしたいなぁ」じゃなくて「こうせなあかん!やばい!」って想いで作ったアクティング。

もし「会社作ったら楽しそう」とか「自分のやりたい様にやりたい」っていう"〜〜したい"って想いが先にあったら中途半端になってたかもしれないと言う社長。

 

2008年に誕生した創業当時はこんな会社にしようなんて考える間もなく、日々目の前に仕事に追われてたんだとか。

唯一あったのは、"いい会社にしたい"ってざっくりした想いだけと聞いて、ふと冒頭の会話が頭をよぎったんです。

  

大きい目標に対して過程を考えてしまうと選択肢が増えて動けなくなる。

だからプロセスを細かく考えるよりもゴールに向けてまず行動すると決めている。

 

いい会社というゴールを想像して、細かいことを考えるよりも行動あるのみっていう社長の一貫性恐るべし。

 

優柔不断だと自覚にしてるからこそ悩まないと決めた社長。

悩まない決断が積み重なって今のアクティングがある。

 

終わり際の社長からこんな言葉を貰いました。
 

『人も会社もまずどうしたいのか、どうなりたいのかを考えたらいい。

「いい人生にしたいなぁ」「楽しい人生にしたいなぁ」ってざっくりで良い。

理想があると人は現状と理想の間を何とか埋めようとする。

だからまず理想を思い描かないと何にもなれない。

まず何でもいいから思い描く』

 
次回は会社を作ってからの仲間集めや企業理念について語ってみます!