ファンをつくるということ

4月ということで入社7年目になりました。
募集・採用・新人スタッフフォロー担当チームでスタッフコーディネーターをしているフランケンです。

コロナ禍で今年のプロ野球はどうなるかとヒヤヒヤしていましたが、なんとか観客数を制限する形で無事に開幕しましたね。

皆さん、好きなプロ野球チームはありますか?関西人なら阪神?オリックス?それとも巨人?

いろいろ好きなチームはあると思いますが、私はここ8年ほど横浜DeNAベイスターズを応援しています。

私は出身も関西圏です。
「なんで関西なのに横浜?」ってなるかもしれませんが、そんな私が横浜を気にするようになったのは“とある映像作品”を見たことがきっかけでした。

プロ野球選手って、芸能人のようにどことなく遠いイメージがありませんか?
なんとなく練習頑張ってるんだろうなー、やっぱりストイックなんかなーって勝手なイメージを選手に持っているところが私にはありました。

そんな私が、たまたま動画配信サイトで見たのが横浜DeNAベイスターズの1年間を取材したドキュメンタリー「ダグアウトの向こう」という映像作品でした。

作品ではプロ野球チームの1年間の戦う姿がベンチやロッカールームに入り込んだカメラから描かれています。

そこでは試合前にふざけ合う様子。初出場で緊張する選手。負けた悔しさで涙する姿。引退する選手との掛け合いなどがそのまま収録されていました。中でも初代横浜DeNAベイスターズ監督の中畑清さんが、選手たち戦うことの意味語りかけるシーンは、選手でない私まで胸を熱くさせられました。

作品通じ、テレビ中継ではなかなか知ることの出来ない“向こう側”の想いを知ったとき、私はすっかり横浜DeNAというチームの虜になっていました。
選手たちに親近感を覚え、あの人たちが喜ぶ姿をもっとみたいと思うようになっていました。

ファンを作る方法はいろいろありますが、まずはそこにいる人が何を想い、取り組んでいるかを知ってもらうことでしょう。そもそも知らないと相手に魅力を伝えることはできません。

知ってもらい、魅力が相手に伝わると、向こうから歩み寄ってきてくれます。

それはスポーツのファンだけでなく、仕事や就活でも同じだと思います。自分のことをいかに魅力的だと思ってもらえるかで“やりやすさ”は段違いに変化します。

“自分の魅せ方”と、“やりたいこと”をいかにリンクさせるべきか。

それを7年目にしてやっと考えはじめたフランケンでした。